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身体の豆知識

2023/07/17
肘の内側の痛みについて(野球肘、ゴルフ肘)


こんにちは。越谷市せんげん台の平山整骨院です。

手や腕は日常生活で多く使うことが多いかと思います。
家事や運動などで肘が痛くなってきた・・・

ということはありませんか?

肘の痛みと言っても、

肘の外側が痛むのか?それとも肘の内側が痛むのか?
によっても、原因や治療方法、セルフケアの方法や注意する動きなど違ってきます。

今回は肘の内側の痛みについて書いていこうと思います。



肘の内側の痛みは内側上顆炎と言い、【野球肘、ゴルフ肘】という別名がついています。

肘の内側が痛むという時、「手の関節を下に下げる動作」や「手を内側に捻る動作」、「指を曲げる動作」が多いことで肘の内側に負担がかかります。





反対の肘の外側の痛みは【テニス肘】という別名がついています。

肘の外側が痛むという時、「手の関節を上に上げる動作」や「手を握る動作」、「指を伸ばす動作」が多いことで肘の外側に負担がかかります。

テニス肘についてはまた別のブログで書こうと思います。



解剖学の資料で筋肉を見ていきましょう!

筋肉が腱となり骨につくのですが、手首を下げたりする動作をする筋肉が、指の方から肘の内側の骨まで伸びています。





繰り返し同じ動きを繰り返したり、急激に筋肉が縮んだりすることによって肘の内側が引っ張られたり炎症を起こして痛みが起こります。

炎症を起こしている時は痛みの出る動作はなるべく避け、よくなってきたらストレッチなどで柔軟性を出していくと痛みにくくなっていきます。

成長期の時期や、ハードな運動などで肘の筋肉に牽引される負荷がかかりすぎると筋肉がついている骨の剥離を起こしたりしてしまいます。

学生などで痛みが長く続く場合は整形外科などでレントゲンを見てもらうことも必要だと思います。

できれば安静にして欲しいですが、使わないといけない環境などもあると思います。電療などで組織に刺激をしてテーピングなどをして筋肉の負担を減らすことが重要です。

ストレッチは、手のひらを上向にして指先から下側に向けて伸ばします。



肘を伸ばしながら行うことが大切です。

ストレッチをすることでズキズキする痛みが出るようでしたらストレッチはもう少し良くなるまでやらない方がいいと思います。

張る感じや痛みが引いてきた時に行うことをお勧めします。


スポーツや日常生活で肘の内側が痛くなってしまうことはあると思います。

野球やゴルフでの怪我が多いです。特に学生では野球での繰り返しの投球動作で痛めてしまうことが多いです。

筋肉の負担をなるべく軽減していくために柔軟性を出すことが大切です。

肘の痛みが気になる時や怪我をしてしまった時はお気軽にご相談ください。

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