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身体の豆知識
- 2023/08/18
- ストレッチの使い分け
こんにちは。平山整骨院です。
ストレッチはケガの予防にいい!と言いますよね。
ストレッチと一概に言っても、何をどのタイミングでやることが最適なのかが重要と思います。
今回はストレッチの種類について書いていこうと思います。
ストレッチには
・自動ストレッチ(アクティブストレッチ)
・他動ストレッチ(パッシブストレッチ)
があります。
自分で行うか、他人に動かしてもらうかの違いです!
さらに
・動的ストレッチ(バリスティックストレッチ)
・静的ストレッチ(スタティクスストレッチ)
という種類があります。
バリスティックストレッチは
反動を使って筋肉の伸び縮みを繰り返すことで交感神経を優位にし適度な興奮状態を作り出します。
動きながら行うストレッチです。
運動前のウォーミングアップに向いています。
筋肉を動かしやすくしてくれます。
スタティクスストレッチは
心拍数を落ち着かせリラックス効果があります。運動後のケアや寝る前にオススメのストレッチとなります。
デメリットとしては
筋肉の温度や体の温度が十分に上がらないため、運動前には向いていないストレッチとなります。
運動前に入念に行い過ぎてしまうと副交感神経の問題もあるのですが、筋出力が出しにくくなったりして瞬発力低下やパフォーマンスの低下につながることもあります。
その他にもPNF(神経筋固有受容器促通法)ストレッチというのもあります。
私も施術で使用することがあるのですが、神経伝達を高めるストレッチ方法です。
人の身体には、外部からの刺激を感知する固有受容器が皮膚や筋肉、腱や関節に存在します。
ケガをしたり、その筋肉や関節のパフォーマンスが落ちると神経からの筋肉への出力や伝達が低下します。
身体の動きを良くするリハビリ的な手技として理学療法の観点からも注目を集めているやり方です。
反対側の拮抗筋に出力を足しながらまた反対側の筋肉は緩めて・・・
と語りだすととんでもなく長くなってしまうので、まとめるとPNFストレッチでもダイナミックストレッチでも、筋肉自体に刺激を与えてしっかりと使える状態にしておくことが必要です!
ストレッチのポイントとしては
・伸ばすときに息をはくこと
・時間ではなくしっかりとその筋肉に対して伸びを感じること(これとても重要!)
気になるストレッチっ効果としては
・関節の可動域の拡大
・血流促進効果
・代謝増強
・矯正効果
などがあります。
ストレッチの禁忌(やってはいけない、やらない方がいい)としては
・関節や筋肉に熱感や腫れがある時
・筋肉や腱の断裂がある時
・五十肩などの肩が上がらない時
大まかに、炎症があるときはやらない方がいいと思います。
その時の状況やタイミングでの使い分けが大事です。
より適したストレッチを行い、効果的に身体をケアしていきましょう!
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