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身体の豆知識

2025/07/01
肉離れの原因・応急処置・回復のコツ
こんにちは、越谷市せんげん台駅西口にある平山整骨院です。

スポーツ中やちょっとしたダッシュで「ブチッ」という音とともに襲ってくる突然の痛み。これが一般に言う肉離れです。
冗談で「ミートグッバイ」などと言われることもありますが、実際は放置すると再発や長期化につながる厄介なケガです。
今回は、肉離れの原因からセルフケア、当院でのサポートまで分かりやすくまとめました。



肉離れって何が起きている?
肉離れとは、筋肉が急激な伸長ストレスを受けて、筋線維の一部が損傷した状態のことです。

特に多いのは:
- 太もも裏(ハムストリングス)
- ふくらはぎ
- 太もも前
- 内転筋

です。


 起こりやすい状況

- ウォームアップ不足や寒冷環境
- スプリント、ストップ&ターン、キック動作
- 疲労蓄積、睡眠不足、脱水
- 柔軟性・筋力バランスの偏り
- 体幹・股関節の安定性不足



よくある症状と重症度の目安

肉離れの典型的な症状は:
- ピンポイントの鋭い痛み
- 踏み込むと力が入らない
- 押すと強く痛む
- 腫れや内出血が数時間〜翌日に出現


重症度の分類

軽度
筋線維の微小損傷。違和感〜軽い痛み程度で歩行は可能

中等度
部分断裂。動作で強い痛みがあり、走行は不可

重度
広範囲の断裂。激痛、顕著な凹み、歩行困難


※痺れや著しい腫れ、発熱がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。

-

まずはここから:発症直後の応急処置(RICE)

肉離れの応急処置はRICEが基本です。

 1. Rest(安静)
痛む動作を中止。無理に伸ばしたり踏み込んだりしない

2. Ice(冷却)
氷で15〜20分冷やし、1〜2時間おきに数回繰り返す(48時間が目安)

3. Compression(圧迫)
弾性包帯やテーピングで軽く圧迫し、腫れを抑える

4. Elevation(挙上)
患部を心臓より高く上げ、内出血の拡大を予防


やってはいけないこと
発症24〜48時間は以下を避けましょう:
- 長時間の入浴
- 飲酒
- 強いマッサージ
- 無理なストレッチ

これらは出血や炎症を悪化させる可能性があります。



平山整骨院でできること

当院では、状態に合わせて以下の施術を組み合わせます。

超音波治療
深部の循環を促し、軟部組織の回復環境づくりをサポート

ハイボルト(高電圧電気刺激)
痛みの緩和と組織のコンディショニングを狙う評価&施術

包帯・テーピング
圧迫・固定で患部を保護し、動作時の不安定性を抑制

手技×関節モビライゼーション
周辺の張りを整え、代償動作を減らす


※効果には個人差があります。重度の断裂や骨折の疑いがある場合は、医療機関と連携して対応します。




肉離れは「安静にして待つ」だけでは長引きやすいケガです。
初期のRICE処置と適切な固定、その後の段階的なリハビリが、回復と再発予防の鍵となります。
平山整骨院では、超音波・ハイボルト・包帯/テーピングを活用し、あなたの状態に合わせて最短ルートでの回復をサポートします。
気になる違和感があれば、ぜひ早めにご相談ください。

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