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身体の豆知識
- 2024/05/01
- 関節の「ポキポキ音」は危ない?それとも正常?
こんにちは。
越谷市せんげん台駅西口にある平山整骨院です。
「肩を回すとポキポキ音が鳴る」「首をひねるとボキッと鳴って少しスッキリする」
そんな経験、一度はありますよね。
このような関節の音、気になるけど「危ないのでは?」「体に悪いのでは?」と不安になる方も少なくありません。
今回は、関節の“音”の正体と、注意が必要なケースについて解説していきます。
ポキポキ音の正体は「関節内の気泡」
関節の中には関節液と呼ばれる潤滑液があり、骨同士がスムーズに動くために欠かせないものです。
関節を素早く動かしたとき、この関節液の中に圧力の変化で気泡が生まれたり弾けたりする現象が起きます。
これが「ポキッ」「パキッ」といった音の主な原因とされています。
つまり、音が鳴るだけでは異常ではなく、生理的な現象とも言えるのです。
では、どんな時に注意が必要?
1. 音と同時に痛みがある
「ポキッと鳴った後にズキッと痛む」「動かすたびに不快感がある」など、音と痛みがセットになっている場合は要注意です。
靭帯や腱、軟骨に負担がかかっている可能性があります。
2. 音が頻繁すぎる・片側だけ鳴る
同じ関節から何度も音がする、もしくは左右で音の出方が極端に違う場合も、関節の使い方やアライメント(骨の並び)に偏りがあるかもしれません。
3. 引っかかるような感覚がある
音とともに「引っかかり感」や「ひっかくような感じ」がある場合、関節内の軟部組織(筋肉・靭帯・腱など)との摩擦や炎症が起きていることもあります。
音を鳴らすことはやめた方がいいのか?
自分で意図的に「ボキボキ」鳴らす癖がある方もいますが、強い力で無理に関節を動かすことは避けた方が良いでしょう。
以下のようなリスクがあります。
•関節の不安定性が進む
•靭帯や筋へのダメージ
•慢性的な痛みにつながる場合も
本来、関節は「静かに動く」ことが理想です。音を鳴らすことで一時的なスッキリ感を得られても、根本的な解決にはなりません。
まとめ:音が鳴る=悪ではないが、伴う症状に注目
関節のポキポキ音は、生理的な現象であることが多く、必ずしも悪いものではありません。
ただし、
•音とともに痛みがある
•片側だけ頻繁に鳴る
•動作に違和感がある
といった場合は、注意が必要です。
体が出しているサインを見逃さず、普段の姿勢や体の使い方にも気を配っていきましょう。
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