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身体の豆知識
- 2024/08/01
- ストレスで肩がこる?自律神経との知られざる関係
こんにちは。
越谷市せんげん台駅西口にある平山整骨院です。
日々の生活の中で、「肩こりがつらい」と感じることはありませんか?
その原因、実はストレスと自律神経の乱れが関係しているかもしれません。
今回は、ストレスと肩こりの関係について、わかりやすく解説します。
肩こりとは?
肩こりは、肩周辺の筋肉(主に僧帽筋や肩甲挙筋など)が緊張し、血流が悪くなることで「重だるさ」「痛み」「張り」を感じる状態です。
パソコン作業やスマホの長時間使用、姿勢の悪さなどがよく知られた原因ですが、「ストレス」による影響も見逃せません。
自律神経とは?
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから成り、呼吸・心拍・消化・血流などを24時間休まずコントロールしている神経です。
•交感神経:活動モード(緊張・集中・ストレス時に優位)
•副交感神経:リラックスモード(休息・睡眠・食事時に優位)
このバランスが乱れると、身体はさまざまな不調を引き起こします。
ストレスが肩こりを引き起こす理由
1. 筋肉の緊張が続く
ストレスがかかると交感神経が優位になり、筋肉が無意識に緊張します。
特に肩周りの筋肉は緊張しやすく、血流が悪くなることで老廃物が溜まり、コリや痛みが現れます。
2. 呼吸が浅くなる
ストレスを感じると、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いと、酸素が十分に体内に取り込まれず、筋肉が酸欠状態になって硬くなります。
この結果、肩こりや首こりが悪化することがあります。
3. 睡眠の質が低下する
ストレスによって副交感神経の働きが弱まると、眠りが浅くなり、疲労が回復しません。
疲れが蓄積し、肩こりの慢性化を招く原因となります。
肩こりを悪化させないためのヒント
・深呼吸を意識する
ゆっくりと鼻から息を吸って、口から吐き出す腹式呼吸は、副交感神経を優位にし、リラックス効果があります。
1日数回でも意識して行うだけで、緊張が和らぎます。
・湯船に浸かる
ぬるめのお湯に10〜15分浸かることで、副交感神経が刺激され、筋肉の緊張をほぐしてくれます。
シャワーだけで済ませている方は、ぜひ試してみてください。
・スマホやパソコンの使いすぎに注意
長時間同じ姿勢でいると、筋肉が緊張しやすくなります。
1時間に1回は立ち上がって、肩を回したり、首を伸ばしたりすることが大切です。
まとめ
肩こりは単なる筋肉疲労ではなく、自律神経の乱れが大きく関係していることがあります。
ストレスを感じやすい現代社会では、「気づかないうちに肩がガチガチ」ということも少なくありません。
日頃から深呼吸や入浴などでリラックスし、ストレスを溜め込まない工夫をしてみましょう。
それでも肩こりがつらい場合は、早めに専門家へ相談するのも大切です。
越谷市・せんげんだい駅西口徒歩5分
電話番号: 048-978-9123
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