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身体の豆知識
- 2025/12/01
- 体が硬いと痛みやすい?柔軟性が大事な本当の理由
こんにちは。
越谷市せんげん台西口にある平山整骨院です。
「昔から体が硬くて、前屈しても手が床に届かないんです」
「運動不足で、最近あちこちの関節がガチガチになっている気がする…」
患者様との会話の中で、こういったお悩みをよく耳にします。
「体が硬い」というのは、単に「スポーツが苦手そう」「ヨガができない」といった見た目の問題だけではありません。
実は、体の硬さは、慢性的な「痛み」や突発的な「怪我」に直結する重要なサインなのです。
今回は、なぜ体が硬いと痛みが出やすいのか、その本当の理由と、柔軟な体を取り戻すための方法について詳しく解説します。
なぜ「体が硬い」と痛みが出やすいのか?
「体が硬い」とは、具体的には「筋肉の伸縮性が低く、関節の可動域(動かせる範囲)が狭くなっている状態」を指します。
これが続くと、体には次のような悪影響が生じます。
1. 衝撃を吸収できず、関節に負担がかかる
柔らかい筋肉は「バネ」や「クッション」のような役割を果たします。歩いたり走ったりした時の地面からの衝撃を、
筋肉が伸び縮みすることで吸収してくれるのです。
しかし、筋肉が硬いとこのクッション機能が働かず、衝撃がダイレクトに膝や腰の関節、
骨に伝わってしまいます。これが積み重なることで、関節痛や疲労骨折などの原因になります。
2. 「代償動作」で他の場所を痛める
ここが非常に重要なポイントです。 例えば、股関節が硬くて十分に動かない場合、体はその動きをカバーするために、本来あまり動くべきではない「腰」を過剰に動かそうとします。これを**「代償動作(だいしょうどうさ)」**と呼びます。
「股関節が硬いせいで、腰が頑張りすぎてぎっくり腰になる」というのは、非常によくあるケースです。
患部そのものではなく、離れた場所の硬さが痛みの真犯人であることは珍しくありません。
3. 血行不良による「発痛物質」の蓄積
筋肉が硬くなると、その中を通っている血管が圧迫されます。すると血流が悪くなり、
酸素や栄養が届きにくくなるだけでなく、疲労物質や「発痛物質(痛みの元)」がその場に留まりやすくなります。
これが、慢性的な肩こりや腰の重だるさの正体です。
自宅でできる!柔軟性アップのセルフケア
柔軟性は、年齢に関係なく、適切なケアを続ければ必ず改善します。
お風呂上がりは「柔軟のゴールデンタイム」
体が冷えている時に無理に伸ばそうとすると、筋肉を傷める(筋を違える)可能性があります。
入浴後、体が芯から温まっている時は、筋肉が緩んで伸びやすくなっています。
このタイミングでのストレッチが最も効果的で安全です。
「反動」をつけずにゆっくり伸ばす
昭和の時代にはグイグイと反動をつける柔軟体操が主流でしたが、
実はこれは逆効果になることがあります(伸張反射といって、急に伸ばされると筋肉は縮もうと抵抗します)。
息を止めず、深呼吸をしながら。
「痛気持ちいい」ところで止める。
20〜30秒間、じっくりと静止する。
これを毎日少しずつ続けることが大切です。
平山整骨院でのアプローチ:無理なく体をほぐす
「自分一人でストレッチをするのは三日坊主になってしまう」 「体が硬すぎて、ストレッチのポーズをとるだけで痛い」
そんな方は、ぜひプロの手を借りてください。当院では、無理なく柔軟性を高めるためのサポートを行っています。
1. 「ウォーターベッド」で全身リラックス
体がガチガチに緊張している方におすすめなのが、当院に導入している**「ウォーターベッド」**です。
水圧の力で全身を優しく、かつしっかりとマッサージします。
人の手とはまた違った浮遊感と、水の揺らぎによるリラクゼーション効果で、緊張して固まった筋肉を深部からほぐしていきます。
「ただ寝ているだけで体が軽くなる」と、多くの患者様に喜ばれています。
2. コンディションを整える「平日朝7時営業」
寝ている間は体が動かないため、朝起きた直後は一日の中で最も体が硬い状態です。
平山整骨院は平日朝7時から営業しています。
「朝起きると腰が痛い」「体が動かない」という方は、出勤・通学前に当院にお立ち寄りください。
朝一番に施術や機器で体をほぐすことで、その日一日をスムーズに、怪我のリスクを下げて過ごすことができます。
3. プロによるストレッチ指導と施術
当院では、患者様のお体の状態に合わせて、硬くなっている原因の筋肉(トリガーポイント)を見極め、
手技や電気治療器(ハイチャージ等)を用いてアプローチします。
また、ご自宅で正しく行えるストレッチの方法も丁寧に指導いたします。
「どの筋肉を伸ばせばいいかわからない」という方もご安心ください。
まとめ
「体が硬い」ことを放置するのは、将来の痛みを予約しているようなものです。
柔軟性を高めることは、痛みの予防だけでなく、スポーツのパフォーマンスアップや、疲れにくい体づくりにもつながります。
「もう歳だから」「昔からだから」と諦めず、柔らかく健康な体を目指しましょう。
ご自身の体の硬さが気になる方は、ぜひ一度、平山整骨院にご相談ください。
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