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2024/03/01
猫背はなぜ体に悪い?放置が招く3つのリスクとは
こんにちは。平山整骨院です。

最近、「猫背が気になる」「姿勢が悪いと指摘された」という方からのご相談が増えています。
スマホ・パソコン・長時間の座り作業など、現代の生活ではどうしても前かがみの姿勢が多くなりがちです。

でも、「猫背は見た目が悪いだけ」と思っていませんか?
実は、猫背は体にさまざまな悪影響を及ぼす姿勢の乱れなのです。

今回は、猫背が引き起こす3つの代表的なリスクと、その背景にある体のメカニズムをわかりやすく解説します。



猫背が及ぼすリスク① 肩こり・首こりが慢性化する
猫背になると、頭が前に突き出る「ストレートネック」になりやすくなります。
本来、首の骨はゆるやかなS字カーブを描いており、それによって頭の重さをうまく分散しています。

しかし猫背ではこのカーブが崩れ、首と肩の筋肉が常に引っ張られた状態になります。
その結果、血流が悪くなり「重だるい」「張っている」「頭痛がする」といった症状が出てきます。

▶︎ ポイント:
肩こりの原因が「肩」ではなく、「姿勢」そのものにあるケースが多いです。



猫背が及ぼすリスク② 腰痛・骨盤のゆがみにつながる

猫背の姿勢は、上半身の重心が前方に傾きます。
それを支えようとして、骨盤は後ろに倒れる「後傾位」になり、腰の筋肉に過度な負担がかかります。

長時間この状態が続くと、慢性的な腰痛や、椎間板への負担増大にもつながります。

また、骨盤のゆがみは脚の左右差やO脚など、全身のバランスにも悪影響を与えるため、見逃せない問題です。

▶︎ ポイント:
腰のケアをしてもすぐ再発する人は、実は「猫背」から見直す必要があります。




猫背が及ぼすリスク③ 呼吸が浅くなり、疲れやすくなる

猫背になると、胸がつぶれたような状態になり、肋骨や横隔膜の動きが制限されます。
そのため、深い呼吸がしづらくなり、常に浅い呼吸になってしまいます。

呼吸が浅いと、血中の酸素が不足しやすくなり、頭がボーっとしたり、集中力が低下したり、体が疲れやすくなります。

▶︎ ポイント:
姿勢を整えると、自然と呼吸が深くなり、リラックス効果や自律神経の安定にもつながります。



今日からできる!猫背改善のヒント

 ・座る姿勢を見直す:
背中を丸めず、骨盤を立てて座ることを意識しましょう。
クッションやタオルを使うのも効果的です。

・胸を開くストレッチ:
腕を後ろで組んで、胸を開くように伸ばすだけでも、巻き肩や猫背の予防になります。

 ・スマホを目線の高さで:
うつむく時間を減らすだけでも、首や背中への負担を大きく減らせます。



姿勢の意識が、未来の健康につながる
猫背は、「単なるクセ」ではなく、体全体のバランスを崩す原因になり得るものです。

放置すればするほど、慢性的な肩こり・腰痛・疲労感などにつながるため、早めに気づいて改善していくことが大切です。

日常のちょっとした意識から、猫背は少しずつ改善していくことができます。
気になる方は、まず「今の姿勢」を見直すところから始めてみましょう。



越谷市・せんげんだい駅西口徒歩5分
平山整骨院
電話番号:048-978-9123

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